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猫の食事

猫は基本的に肉食動物です。体重1kgに対するタンパク質の必要量は人間の5〜6倍です。猫は消化器系がデリケートなので飼い主はペットの状況に合わせて、十分な注意をして食事を与えましょう。

 ■生後1ヵ月半〜3ヵ月 (離乳期)
食べられるのであれば普通の食事でも問題ありませんが、離乳期の食べ物は食べやすく、消化の良い柔らかいトロミのあるものが良いかも知れません。食べ物を噛めるようになったら、魚を細かくほぐしてミルクに混ぜて与えます。最近は室内外による運動不足で肥満の猫が多くなってきていますが、基本的に猫は自分で食事の量を調節して過食することは殆どありませんので、子猫のうちは食事量は食べるだけ与えるようにしても大丈夫です。また離乳期用の缶詰タイプのキャットフードも種類が豊富で、バランスよく栄養が取れるように計算されているのでお奨めです。将来ドライタイプのキャットフードに移行を考えている場合は、ドライタイプのキャットフードに慣らしていく為に、缶詰タイプのキャットフードに混ぜて与えるのも良いでしょう。

 ■生後3ヵ月〜6ヵ月
この時期は子猫の成長期のピークとも言える時期ですので、成長に合わせて一回の食事量を食べ残しの無い程度に増やしてあげましょう。この頃の食事の回数は1日3回くらいが目安です。生後5ヵ月から6ヵ月には乳歯が抜けて永久歯に生え変わり始めるので、カルシウムやカロリーを十分に摂取できるように心がけてあげましょう。

 ■生後6ヵ月〜1年
生後6ヵ月以降になると、食事は1日2回でもよくなります。偏食により、栄養が偏る事の無いように気をつけましょう。あとは食べ過ぎと運動不足による肥満にも注意して下さい。いくら可愛くても、偏食させたり、食事を与え過ぎて過度の肥満になれば、確実に猫の寿命を縮めてしまいます。ただでさえ人間に比べて長くは生きられないのですから、少しでも長生きしてもらいたいものですよね。

 ■猫の肥満とエネルギー
近年、室内外による運動不足から肥満の猫が増えています。飼い主は責任を持って肥満にならないようにカロリーコントロールしていく事が大切です。猫が必要とするエネルギー量は、個々の猫の状態、運動量、飼育環境、健康状態などにより異なります。特に生後10週ほどの育ち盛りの子猫、妊娠や授乳期の母猫は多くのエネルギーを必要とします。通常の猫のエネルギー必要量は、体重1kg当たり70kcalです。

 ■猫のエネルギー必要量 ※体重1Kgで1日あたりの代謝エネルギー要求量
生後一年以下の子猫 エネルギー 生後一年以上の成猫 エネルギー
生後10週 250kcal 通常 70kcal
生後20週 130kcal 活動期 85kcal
生後30週 100kcal 妊娠期 100kcal
生後40週 80kcal 授乳期 250kcal
 ※NRC1978の資料による

 ■食べさせてはいけない食べ物
最近では広く知られるようになりましたが、玉ネギ、長ネギなどのネギ類や、ニラ、ニンニクなどは赤血球に対して毒性を持っているので絶対に与えてはいけません。これらを猫が食べると、赤血球が破壊され貧血を起こす原因になります。もちろん煮ても焼いてもダメです。最悪の場合は、命に関わる事さえあります。

 ■子猫の食事の与え方・しつけ
子猫の食事は時間を決めて、1日に3回から4回に分けて与えます。浅めの食器を二つ用意して、片方に食事、もう一方に新鮮な水を入れます。食べこぼしても良いように食器に下には新聞やビニール、大きめのトレーなどを敷いておくと良いでしょう。猫は食べ物に関して好みがはっきりしていて、嫌いなものは拒む傾向があります。また子猫の時に食べた経験の無いものなどは、成人猫になった時に与えても受け付けない場合があります。人が食事をしている時には、近くにきても人間の食べ物を与えないようにしましょう。一度与えてしまうと、猫は食べ物がもらえると思うようになる上に、人間の食べ物の味を覚えてしまいペットフードを食べなくなる場合があります。猫が偏食により、ペットフードを拒むようになった場合は、こちらも根負けせずに与え続けると空腹に負けて食べるようになりますが、飼い主が偏食させないで、猫に正しい食習慣を身に付けさせる事が大切です。

 ■老猫の食事
猫は年をとると、歯が抜けたり、内臓の機能が低下して、食事の量も徐々に減ってきますので、それに合わせて柔らかくて消化の良い、タンパク質、ビタミン、カルシウムなどを豊富に含んだ栄養価の高いものを与えていくようにします。また市販のキャットフードを与える場合は、缶詰や半生のセミモイストタイプなどを与えるのが良いでしょう。自分で食事を用意する場合は、やわらかいものや、小さくカットしたものに良質のタンパク質を混ぜて与え、食べ残しがある時には1回の食事の量を減らして、その分回数を増やすなどして調節して下さい。

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