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キャットフードの種類■ドライタイプ
いわゆる「カリカリ」と呼ばれる乾燥タイプです。高圧で加熱して、押し出し加工された固形のキャットフードです。ドライタイプは水分量が10パーセント程度で保存しやすく、一度に食べる量も簡単に調節できるのが利点です。ドライタイプは水分が少なく乾燥していて、食べたあとは喉が渇きますので、新鮮な水を一緒に与える事が必要です。また栄養価が高いので食の細い猫に向いていると言われています。
堅くて食べにくくしている時など、ぬるま湯で柔らかくして与える事も出来ますが、うちの猫の場合は、ぬるま湯に浸すと臭いが変わるが嫌なのか、少し臭いを嗅いだ後にソッポを向いてしまいました。猫によっては、ぬるま湯で柔らかくしたモノは余り好まないようです。 ■セミモイストタイプ
水分が25パーセントから35パーセント程度のモノをセミモイストタイプと言います。ひき肉を細かくしたような形状で、保存性も保たれるように工夫されています。半生タイプでシットリとしていて柔らかい食感なので、子猫や老猫にも食べさせやすくなっています。ただ開封後は水分が蒸発して乾燥しやすいので、密閉できる容器に移して保存する必要があります。ドライタイプの比べて、風味が良く嗜好性が高いのも特徴です。
■ウェットタイプ
水分が70パーセント以上の缶詰やレトルト食品をウェットタイプと言います。魚肉や畜肉類が主原料なので、素材の持ち味が活かされ嗜好性が高いキャットフードです。魚肉や畜肉類を原料としたオールミールタイプ。これに植物性原料やビタミン、ミネラルを加えたレーションタイプがあります。レーションタイプは栄養バランスと吸収力に優れています。食べ切れずに残った場合は、ラップをしたり、別の容器に移し換えるなどして、冷蔵庫に保存します。開封しなければ長期間に渡り品質は保たれますが、開封後は生ものと同じように傷むので、早めに使い切りましょう。またオールミールタイプではビタミン、ミネラルが不足しがちなのでバランスを見ながらドライタイプも合わせて与えて下さい。
■キャットフードのタイプと水分量
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