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猫の健康管理と健康チェック

猫は自立心が強く、体調が悪くても人にアピールすることは殆どないので、よほど注意しなくては病気を見逃してしまいます。猫の病気を見逃さないように、飼い主は日頃から、猫の食欲や水を飲む量、排尿量、回数、色、体重、体温などをマメにチェックして健康管理をしてあげましょう。

 ■猫の毛玉と猫の草
猫は毛づくろいをする時に毛を一緒に飲み込んでしまい、飲み込まれた毛は胃の中で固まり毛玉となります。大抵は吐き出されるか、便と一緒に排出されますが、上手く排出されないと食欲がなくなったり、便秘になったり、嘔吐を繰り返したりしますので、そのような状態が続いた時には獣医さんに相談した方がいいでしょう。また、猫は葉先の鋭い草を好んで食べる事があります。これは草の繊維が胃や腸を刺激して、毛を吐き出させる働きがある為だと言われています。
※また猫の場合、成猫でも胃の大きさは約350ccと小さく、腸の長さも人間の4分の1と短いので、人間ほど消化における役割を果たす事が出来ません。猫の消化器官はデリケートなので、飼い主は猫の食事には十分な注意を払う必要があります。

 ■猫の体温と脈拍数と呼吸数
猫の平熱は38〜39度で、起きて直ぐでは38度以下の時もあります。また一般的には、朝は低く、夜は高く、冬は低く、夏は高い傾向があります。体温は、オリーブ油を塗った体温計を肛門に2センチ程入れて計ります。
脈拍は後ろ足の付け根の内側辺りにある股動脈に、右手の人差し指を触れさせて計ります。1分間の正常な脈拍は安静時で100〜150回です。
呼吸は目測で計測します。1分間の正常な呼吸数は20〜30回です。

 ■猫の嘔吐と下痢
猫を飼っていると必ずと言っていいほど、嘔吐や下痢の症状に出会うと思います。嘔吐は、食欲があって、元気であれば、余り神経質になることも無いのですが、水を飲んですぐ吐いたり、繰り返し起こるようなら、直ぐに獣医さんに診て貰うようにして下さい。下痢は、消化器系がデリケートな猫にとっては珍しくありません。食欲があって、元気であれば、緊急性はないと思いますが、食欲がなくなったり、元気が無くなっているようであれば、早めに獣医さんに診てもらいましょう。

 ■猫と便秘
猫の消化器官はデリケートなので、下痢だけではなく便秘にもなり易い動物です。便秘は放っておくと死に至ることもあるので、飼い主は注意が必要です。特に老猫は消化器官も弱まっているので便秘になり易い傾向があります。便秘が続くようでしたら、猫の草を与えるか、マーガリンを小さじ1杯から大さじ1杯ほど与えるといいでしょう。マーガリンは、そのままでも食べると思いますが、もしも食べない時には缶詰などと一緒に与えることで、大抵は食べてくれると思います。

 ■猫とノミ
猫に見られる皮膚病には、ノミの唾液に対してアレルギー症状を起こすノミアレルギーがあります。更にノミを媒介して条虫が感染する原因になる場合もあります。また人が血を吸われると体質によっては激しいかゆみに襲われます。最近では安全なノミの駆除薬が開発されているので、獣医さんで相談して下さい。

 ■猫と魚の骨
魚の切り身が丸ごと入ったピルチャード缶詰や焼き魚などを食べると、上あごや歯の付け根などに骨が嵌ったり刺さることが意外と多いです。異物感からヨダレを垂らしたり、口を半開きにしていた時には、病気を疑う前に、まず口の中をチェックしてみるといいでしょう。骨を取り除くときは、口を開けて細目のラジオペンチなどで挟んで取るようにすると割と簡単に取れます。大人しい猫なら簡単なのですが、あまり慣れていない猫だと無理に口を開けると暴れる可能性もあるので十分に気をつけて下さい。ラジオペンチを使う時は、くれぐれも猫の口の中を傷つけないようにして下さい。あまり自信のない時には、獣医さんに相談して下さい。

 ■猫の尿
猫の尿の量が減ったり、排尿に時間がかかる時には、泌尿器症候群の疑いもありますので注意が必要です。すぐに獣医さんに診てもらって下さい。尿道閉塞を起こしていると、2〜3日で急性尿毒症を起こして死亡する場合もあります。

 ■猫の切り傷と火傷
猫の切り傷は、イソジンで傷口を消毒して軽く包帯を巻いて、上から絆創膏を貼ります。猫の傷は、見た目では小さな傷口でも細菌が入って中では化膿している場合があります。特に脇の下の小さな傷などは見つけにくいので、発見した時には皮膚の中で肉は腐っていたりすることがあるので注意して下さい。猫の火傷には、濡れタオルを患部にかけて流水で冷やし、落ち着いたら病院に連れて行きます。重傷の場合は、濡れタオルで包んで行きます。

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